欧州株と米株先物は、FRBパウエル議長の最近のハト派的発言を受けて上昇傾向にあった中国株も含め、引き続き慎重な展開。投資家は、利下げが「インフレ頭打ち」ではなく「景気悪化」を理由とするのかを警戒している。コアPCEが約2.9%、場合によっては3%に達すると、長期金利に不安定な反応が予想される。さらに今週は1830億ドルの米国債発行という大型供給が控えており、需給面の負担増も意識される。なかでもNvidia決算がマーケットの関心を強く集めている。
利下げ期待の陰に潜むインフレ持続リスクが長期金利を揺さぶる可能性がある。FRBの政策判断の背景と米債需給の動向を注視すべきタイミングと考えられる。
参考:ロイター「Morning Bid: The ‘Why’ matters for rallies, and rate cuts」August 25, 2025
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