フラッシュクラッシュ?大口売りでBTC・ETHが急反転

Investors.comは、FRB議長パウエルの発言を受けてビットコインが約117,200ドル、イーサリアムが史上最高近くまで上昇。その後、ホエールとされる大口保有者が24,000 BTCを売却し、フラッシュクラッシュが発生。価格は順に110,500ドル、4,400ドル付近まで急落し、清算総額は約8.38億ドルに上りました。なお、ETFやトレジャリー購入への機関の関心は依然高いと報じられています。

私は今回の事例から、暗号資産市場が依然として大口の売買に極めて敏感であることを改めて感じます。一時的な上昇は確かに利益のチャンスとなるものの、大口売却による急落リスクは常に想定しておくべきだと考えます。したがって、私はレバレッジ取引には慎重を期し、基本的には現物ポジションを中心に構成した上で、短期売買を行うなら必ずストップロス注文を活用します。また、マーケットの過熱感が続く中では、ポジションの半分を利食いし、残りは慎重に持ち続けるような分割戦略も有効だと考えます。市場センチメントや清算状況をリアルタイムで把握し、流動性の低下時には一段と警戒する姿勢が個人投資家には求められます。

出典元

Investors.com, “Ethereum Hits Record, Cryptos Reverse On Bitcoin ‘Flash Crash’”, Date: August 26, 2025