AP通信は、8月26日、ウォール街の主要3指数が最近の高値水準で小動きの展開となったと報じました。ダウは21ドル(約0.1%)上昇、S&P500・ナスダックは概ね横ばい。「注目材料」として、ボーイングが大韓航空から500億ドル相当の航空機発注を受け、株価が1.6%上昇したことが挙げられます。またエコースターもAT&Tとの230億ドルスペクトラム取引で急騰。10年債利回りは4.28%で安定、トランプ氏のFRB理事解任ショックにもかかわらず、多くの市場参加者は9月の0.25%利下げを依然として86%の確率で織り込んでいるとされています。
指数そのものには大きな動揺は見られないものの、ボーイングのような受注を伴う堅実な企業や、エコースターのようなハイリスク・リターン型の動きに注目が分かれている印象です。私は、こうした大型株と高ボラティリティ株の併用によるポートフォリオ構築が、現在の市場状況では有効ではないかと考えます。
出展元
AP News, “Wall Street holds steady just below recent records”, August 26, 2025.
リンク
https://apnews.com/article/d3cfca075104241f4285a316d0f2143d
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