ロイターは8月25日、世界の主要証券取引所グループ(WFE)が、ブロックチェーン上で株式を表現する「トークン化株式」に対して、投資家保護や市場の信頼性への懸念を表明していると報じた。発行者への権利帰属や規制上の不明瞭さ、セーフガード不備などが問題視され、トークンを実際の株式と混同して購入するリスクがあると警告を発した。CoinbaseやRobinhoodなどがトークン株式の取扱を拡大する中で、WFEはSECやESMAなどへの規制強化を求める文書を提出。金融市場のイノベーションと規制整備のせめぎ合いが鮮明となっている。
革新的な取引手法への対応として進化する一方、法的整備の遅れがリスクに。個人投資家には、従来の証券取引との違いや安全性を理解した上で接する姿勢が求められる。
出典:ロイター「Stock exchanges urge regulators to crack down on ‘tokenised stocks’」(2025年8月25日)
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