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#米国株

関税にも負けない強さ|S&P500が見せる底堅い企業力

「関税ショック後も堅調続く米株、企業の収益底堅さが支える」 Barron’sは、2025年に入ってから株式市場が堅調に推移している背景には、関税の影響を和らげる企業の収益構造の強さがあると指摘しています。特にS&P 500は年初来で10%超上昇しており、賃貸や住宅価格の低下がインフレ圧力を緩和し、全体の価格上昇を抑制しているとの見方です。投資家たちは、関税によるインフレは一時的なものとみな […]

強気相場の息切れ?PCE公表前、株価に慎重ムード

「8月末の米株、史上最高値から軟調も…PCE待つ投資家の心理」 CNBCによると、S&P500やダウは過去最高値を記録した直後、8月29日の株価はやや軟調な動きとなっています。背景には、連邦準備制度理事会(FRB)の重視するインフレ指標「個人消費支出(PCE)物価指数」の発表への警戒感があります。市場関係者は今年7月のPCEが前年比2.6%の上昇にとどまると予想しており、これは6月と同水準 […]

ボーイング大口受注で堅調維持 主要指数は高値圏で小康

AP通信は、8月26日、ウォール街の主要3指数が最近の高値水準で小動きの展開となったと報じました。ダウは21ドル(約0.1%)上昇、S&P500・ナスダックは概ね横ばい。「注目材料」として、ボーイングが大韓航空から500億ドル相当の航空機発注を受け、株価が1.6%上昇したことが挙げられます。またエコースターもAT&Tとの230億ドルスペクトラム取引で急騰。10年債利回りは4.28% […]

エコースターが爆騰 AT&Tとの巨大スペクトラム取引で急騰

Barron’sは、8月26日、エコースター株がAT&Tによる約230億ドル規模のスペクトラム(周波数帯)取得発表を受け、77%急騰したと報じています。同日、AMDはトゥルイスト証券による格上げとIBMとのスーパーコンピューティング提携で1.4%上昇。エリ・リリーは2型糖尿病向けの実験薬による体重減少効果のポジティブな試験結果で4%上昇。一方、インタラクティブ・ブローカーズはS&P […]

小型株、静かに反撃開始 AI偏重を超えた潮目か

Axiosの記事によると、8月26日、大型ハイテク株が主導してきた米株相場に、小型株(時価総額20億ドル未満)がじわり参戦してきているとのことです。これは、金利引き下げ期待の高まり、景気再加速の兆し、不確実性の後退、最近成立した景気刺激策などが背景にあります。過去1年ではS&P600小型株は大型株に比べ12%劣後していましたが、投資家が分散を模索する流れの中で、ようやく調整局面入りしたよう […]

「Ten Titans」がS&P 500の38%占有—市場構造の偏りに要注意

米S&P500指数に占める時価総額上位10社、いわゆる「Ten Titans」(Nvidia、Microsoft、Apple、Amazon、Alphabet、Meta Platforms、Broadcom、Tesla、Oracle、Netflix)の合計比率が、現在なんと38%に上昇しています。これは、S&P500全体の約4割をわずか10社が占めていることを示し、指数のパフォーマン […]